勝つための3原則

運に頼るな

 ポーカーは確率のゲームです。
 流れとか引きが強いとかは絶対にありません。ただ確率に偏りがあっただけです。
 強いプレイヤーは決して流れなどのあやふやなモノや感情でプレイしていません。
 限られた情報の中で鋭い読みをしているだけで、基本は常に確率で考えています。


参加しすぎるな
 
 オマハの適正参加率は20~35%と言われています。
 勝負できるハンドは決まっていて、後は上の原則通り、確率でしかないからです。
 それと見落としがちなレーキ代が意外とやっかいなので、
 勝つためにそして、無駄な出費をしないためにも参加しすぎないことです。


FISHを狩れ

 勝つことを目的とするならば、これが一番重要です。
 適正参加率を大幅に超えた参加率が最大の特徴です。
 要は、我慢できずに大した手でもないので参加してくる人達のことです。
 そこをしっかりとしたハンドで迎え撃てば・・・もうおわかりですよね?
 常にFISHがいないかアンテナを張り、それこそ魚肉系?にならなければなりません。
 FISHのやっかいな点は、何をしてくるかわからないところにあります。
 普通の人は引くところでもとにかく突っ込んで来たりと常識が通じないところがあります。
 ただ、解析ソフトを使えばどんなタイプのFISHかもわかってしまうので安心下さい。


 

フィッシュとは


ポーカーで手堅く勝つ(稼ぐ)には、やはり“FISH”とプレイするのが一番です。
アイコンを目安に判断してもいいですが、一度ここでしっかり定義しておきます。


オマハにおけるフィッシュ(FISH)の定義

①参加率が異常に高い
 オマハの適性参加率は大体、20~35%の間ですが、フィッシュは関係無しです!
 50%を超える参加率なら確実にフィッシュです^^


②ナッツでもないのに大金を突っ込んでくる!
 テキサスホールデムのルールと混同している人も多くいますし、2ペアやトリップスを過信しています。
 テキサスホールデムと違いオマハはルール上、
 ストレートやフラッシュになる確率は高い等の性質を理解していないためだと思われます。


③AAを過信している
 これは②と似ていますが、AAを過信しています。
 テキサスホールデムでは、スターティングハンドの中で一番強いとされるカードですが、
 オマハでは、②で述べたようにセット系は過信してはいけません。
 

④ポジションがないのに参加してくる
 FISHはとにかく我慢が出来ず参加したがりです^^
 オマハはポジションゲームなので、SBやBB、アンダーサガンでも関係なしに参加してくる人は素人です。


⑤やたらブラフを使う
 漫画や映画を見過ぎなのか、ブラフが好きです。
 意識の高い方は理解できないと思いますが、結構数としても多いです。
 特にオマハはまだ開拓途中なのでFISHが多いです。
 真正面から力でねじ伏せてやりましょう!


以上が【FISH】の特徴です。見かけたら基本的に狙い撃ちです。
そして、スタックに余裕が出来たらレートを上げて強者と対戦していくのが基本的な流れです。

もちろん、高レートにも【FISH】はいるので常にアンテナを張っておきましょう^^

マージナルハンド

マージナルハンド

タイトにプレイするなら、このハンドでは無茶はできません。
他のプレイヤーがアクションを起こしてくれば、基本的にフォールドです。


・3コネクタ

・13カードドロー(ドミネーティングドロー)
・ボトム2ペア

・1、2つの攻めしか無いスーテッドA

・ナッツフラッシュドロー
・弱いストレート

・KK、QQ、JJ、TTを含むハンド



スペキュレイティブハンド

スペキュレイティブハンド

スペキュレイティブとは「投機的な」という意味合いを持つハンドです。
プレミアム系と比べ、攻め方が難しくなります。
基本的な考え方は以下のとおりです。

・ポジションがある時に攻める
・FISH 相手に攻める

3BET が入った時には基本的にはFOLD ですが、
大きなドローになる可能性を秘めていて、ナッツフラッシュドローの可能性もあり、
相手によってはたまにコールするのも面白いハンドでもあります。


●ツーギャップランダウン


●ツーシングルギャップス


●ツーミドルギャップランダウン

・20カードラップストレートドロー(ドミネーティングドローの可能性も有)

●ミドルダブルペア

・フロップ時21%の確率でセットになる

●スーテッドA&6オーバーペア

・ナッツフラッシュドロー
・セット

●スーテッドA&3コネクタ

・ナッツフラッシュドロー
・ストレート系

●AAXX 

・オマハでは、AAはそれほど強くありません。




よくあるミス

テキサスホールデムとオマハとの一番の違いは、次の違いです。

・テキサスホールデムは、場にあるすべてのカードの組み合わせで手を作る
・オマハは、自分の手から2枚、ボードから3枚の組み合わせで手を作る

どういうことかは事例を用いて紹介します。

 

 


ミスフラッシュ

自分の手に

ボードが次のカードの場合



一見ハートのフラッシュに見えますが、実は・・・

Jと8のツーペア
です。


オマハは自分の手から2枚、ボードから3枚です。

 


 


ミスフルハウス

自分の手に

ボードが次のカードの場合



一見AとQのフルハウスに見えますが、実際は・・・

AキッカーQのトリップスとなります。


 



ダブルペアボード
自分の手に

ボードが次のカードである場合



もうわかりますよね? Kのトリップスとなります。

自分の手が
とかだとフルハウスになります。

 

以上がよくあるミスです。
単純にオマハのルールの把握に関することです。

本当に間違うか?と思うかもしれませんが、いざ実践となるとお金は賭けているし、時間制限はあるし・・でつい勘違いしてしまいます。

いざ、オールイン!で勝ったと思ったなら、ポットが相手にいったら、それはもう混乱します^^;

特にテキサスホールデムの経験が多い人ほど最初は戸惑うかと思いますが、これも慣れです。

セミプレミアムハンド

セミプレミアムハンド

十分強力なハンドですが、プレミアムハンドより攻め方の幅が少し狭くなります。
※DS=ダブルスーツ

●ハイダブルペア(DS以外)


●オーバー8DS以外(4枚以上が9以上のカード)


●プレミアムハンドに挙げた以外の4コネクタ=パーフェクトランダウン


●ハイペア&スリーコネクタ(DS以外)


●シングルギャッブランダウン

・13カードナッツストレートドロー、17カードラップドロー

●ミドルギャップランダウン

・20カードラップストレートドロー





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基本的な考え方


オマハは、テキサスホールデムと全く違うゲームである!
 意識せずに使い分けができるまで、まずはこう考えた方が楽です。そのぐらい違います。


4枚のカードを連動させること!
 オマハでは、3枚の連動ですら危険で、2枚だけの攻めや1枚だけの攻めはほとんど役にたちません。


強烈なハンドで攻めること!
 絶対に2ペアやワンペアで突っ込まない事です。
 何らかなの手が作りやすいオマハでは、テキサスホールデムと比べブラフはかなり難しいです。



これら基本的な考え方を通してスターティングハンドを見て頂くと理解も早く、記憶も定着しやすいので、
まずこの考え方を理解してからスターティングハンド理論に入っていきましょう。

 

プレミアムハンド

基本的にプレミアムハンドはダブルスーテッドが条件です。
※以下ダブルスーテッド⇒DS

●ハイダブルペア(DS)

・強いセットやナッツフラッシュドローにもなりえる
・JJTTまでがハイダブルペア

●オーバー8DS(4枚が9以上のカード)

・ナッツストレートドロー&ナッツフラッシュドローにもなりえる
・トップ2ペアから上位フルハウスへの可能性も有り

●4コネクタ(パーフェクトランダウンのT ハイまで)

・13枚のナッツストレートドロー&フラッシュドロー

●A のダブルスーテッド+コネクタ

・Aのセットやフラッシュ、ストレートとハンドに広がりがあり、
 柔軟な戦い方ができる

●ハイペア&スリーコネクタ

・こちらも状況に応じて色んな戦い方が可能




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