基本的な考え方


オマハは、テキサスホールデムと全く違うゲームである!
 意識せずに使い分けができるまで、まずはこう考えた方が楽です。そのぐらい違います。


4枚のカードを連動させること!
 オマハでは、3枚の連動ですら危険で、2枚だけの攻めや1枚だけの攻めはほとんど役にたちません。


強烈なハンドで攻めること!
 絶対に2ペアやワンペアで突っ込まない事です。
 何らかなの手が作りやすいオマハでは、テキサスホールデムと比べブラフはかなり難しいです。



これら基本的な考え方を通してスターティングハンドを見て頂くと理解も早く、記憶も定着しやすいので、
まずこの考え方を理解してからスターティングハンド理論に入っていきましょう。

 

プレミアムハンド

基本的にプレミアムハンドはダブルスーテッドが条件です。
※以下ダブルスーテッド⇒DS

●ハイダブルペア(DS)

・強いセットやナッツフラッシュドローにもなりえる
・JJTTまでがハイダブルペア

●オーバー8DS(4枚が9以上のカード)

・ナッツストレートドロー&ナッツフラッシュドローにもなりえる
・トップ2ペアから上位フルハウスへの可能性も有り

●4コネクタ(パーフェクトランダウンのT ハイまで)

・13枚のナッツストレートドロー&フラッシュドロー

●A のダブルスーテッド+コネクタ

・Aのセットやフラッシュ、ストレートとハンドに広がりがあり、
 柔軟な戦い方ができる

●ハイペア&スリーコネクタ

・こちらも状況に応じて色んな戦い方が可能




お気に入りに登録しておいて、このページを開いたままプレイすると覚えるのが早いと思います。

リプレイ機能

オマハマネージャーにはリプレイ機能があります。
リプレイ機能は自分がプレーしたハンドを表示します。

 


【Reports】タブを選択すると、ハンド履歴が表示されるので
見たいハンドを選択して、右クリックして下さい。次に【Replay】をクリックです。


 


すると、次の画面が出ます。



赤枠内でフリフロップ、フロップ、ターン、リバーを選択できます。
麻雀の牌譜記録と同じようなものです。

自分のハンドの見直しや特にオマハには多い勘違いの確認等使い方は色々です。

特に上画像はよくあるミスでも説明したミスフルハウスです。
オマハに慣れないうちはよくあります^^;


とにかく便利な機能ですので活用下さい^^

データ分析

ある程度データが溜まってくるとデータ分析を行えます。
オマハマネージャーでは細かな分析が出来るので、自分の癖やハンドの分析、
さらにはよく対戦する相手の分析まで出来てしまいます。

これを活用すするかしないかでは成長の早さが全然変わってくるので、積極的に使っていきましょう。
では、説明していきます。

 


オマハマネージャーを起動すると、【Home】タブの隣に【Reports】というタブがあります。
下の画面を見てください。


これがオマハマネージャーの【Reports】画面です。
赤枠内のタブを選択することで、各項目の情報が見れます。

なお、初期設定の項目は、以下の5つです。

By Stakes
 ステークス(レート)ごとのハンド数、収益、ハンドの参加率等。

Cash Results Graph
 ハンド数ごとの収益の推移のグラフ。

Overall 
 データ収集した全てのハンド数、収益、ハンドの参加率等。

Session
 ログインごとのプレイ時間(分単位)、ステークス、ハンド数、収益等。

Sessions by Day
 日別のプレイ時間(分単位)、ステークス、ハンド数、収益等。

 


分析する項目は追加することはできます。
【More Reports】選択すると、他項目を選べます。


ちなみに、私のおすすめは、
Leak Buster-Potisionです。
 ポジションごとの損益がわかります。

※ただ、むやみに項目を増やしても混乱するだけなので注意が必要です。
 初期設定で十分活用できますし、慣れてきて初めて自分流にカスタマイズしていくのがおすすめです。

 


さらに、項目別に見るデータも変えることができます。
下の赤枠部分ですね。



カスタマイズ方法は簡単です。
【Stats】をクリックします。



すると、カスタマイズ画面がでます。603もの項目があります^^;
これも初期設定で十分なので、慣れないうちはそのままにすることをおすすめします。


 


また、最初に述べたように対戦相手の細かなデータも見ることができます。
よく戦う相手を徹底的に分析しておいて、狙い撃ちも良いかもしれませんね^^
やりすぎは毛嫌いされてすぐ逃げられるかもしれないので、注意が必要ですが・・・


該当するプレイヤー名を入れて、選択するとそのプレイヤーの全てのデータがわかります。
※あくまで蓄積されたデータの集計なので、
 対戦ハンド数が少ないデータは信用度・正確さが欠けてきます。


以上でデータ分析方法の説明は終わりです。
解析ソフトの凄さが伝わったかと思います。

数字のデータは普段かなり心強いですが、いざ自分のデータとなると目を背けたくなる日も・・・
それでも冷静に数字を分析し、日々改善・研究していくことで成長を早めることができます。

アイコン表示

オマハマネージャーを使用していると、プレイ画面上にアイコンが出てきます。


このアイコンは相手がどのタイプのプレイヤーなのかが一目でわかる目印みたいなものです。
このアイコンが何なのかを理解していると勝てる率がぐんとアップします。

 



非常に慎重なプレイヤー・・・スティールが狙いやすいです。逆にレイズしてきたときは注意が必要。




ものすご~~いFISH・・・とにかく参加率が高く、レイズにもついてきます。
            【Blue Fish】が卓にいる場合は、テンションが上がります^^        




すご~いFISH・・・【Blue Fish】ほどではありませんが、本当に参加率が高いです。
          卓にいれば狙い撃ちです。




コールマン・・・とりあえずコールでついてくるカモの一種。





参加率が高く、やたら攻めてくるプレイヤー・・・攻撃力はあるが、ブラフも多い。




3bet率が非常に多く、とにかく攻撃的・・・やり合うとポット額が大きくなります^^;
                     手ごわいからあまり相手にしない方が良い。




ザ・マニュアル人間・・・確率重視でオッズ計算も駆使し、決して無理はしない。
            これはこれで手ごわい。




エース級プレイヤー・・・非常にバランスが良いプレイヤー。絶対に勝負してはならない。
            デフォルトではタイトめな設定。



上の【Rock】から順に【Loose Aggressive】までを常に相手にする。
Fishがいればとにかく狙い撃ち。
 これが基本戦略です。


 


最後にアイコン表示の設定を変更する手順を説明します。

【Settings】→【Auto Rate Rules】をクリック。
すると、アイコン編集画面が表示されます。



設定を変更したいアイコンを選択して、赤枠の【鉛筆マーク】をクリック。



すると、編集画面が表示されます。ここで編集が可能となります。

・【+】・・・項目の追加
・【-】・・・項目の削除
・【鉛筆】・・・項目の編集


初期設定で十分ですが、
慣れてきて自分の感覚とズレてきていると思ったら、カスタマイズしてデータの精度を上げていくのも良いと思います。


ちなみに、【VPIP】など項目の意味の解説はこちらです。